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思いつきで復活した自動車+SUM用語紹介
意図は色々
方向性は未定
とりあえずはまじめっぽく、それでいて気楽にいこうと思います。

好評なら続けようかな、と

 


 

 

 

R
半径。radius

RFVCエンジン
Radial Four Valve Chamber 放射状バルブ配置エンジン
Hemiヘッド以外の球状燃焼室に対する解がこれ。
複雑なロッカーアームにより、バルブを放射配置している。
カブもそうですが、高回転までシューンと回って頑丈な単気筒は
4stのホンダという異名通りです。


RPM [revolution per minute]
1分間あたりの回転数の頭文字とった略語。エンジンの出力、トルクが発生する回転数を示すのに使われる。

足回り
サスペンション系の俗称。サスペンションで紹介(予定)。

アッカーマン機構 [ackerman mechanism]
イギリス人のアッカーマンさんの名を冠するステアリング機構。

車が旋回するとき、全車輪が描く円が同心円であるとタイヤに無理な力がかからないと言う話。

圧縮比 [compression ratio]
エンジンの圧縮工程で混合気がどれだけ圧縮されるかを圧縮前後の容積の比で表すもの。
ガソリンエンジンだと圧縮比が高いほど出力がでるけど、異常燃焼を起こすので、7〜10:1が一般的。

アッパーアーム [upper arm]
上下一対のサスペンションアームのうち、上に取り付けてあるもの。

アライメント [alignment]
ホイールが車体に対してどのように取り付けられているか示すもの

アンジュレーション
路面の細かい起伏。

アンチスクォート・アンチリフト [anti squat]
スクォートはしゃがむこと。
発進、加速時にタイヤにかかるトルクにより荷重が後輪に移動し、車体の後部があたかもしゃがむような現象。
サスペンションストロークの瞬間中心を後車軸の前でかつ高く設定するなどしてスクォートを抑えることを言う。

アンチダイブ [anti dive]
ダイブは潜水。
ブレーキ時の荷重移動によって車体前部が沈み込む現象をノーズダイブと言う。
重心を低く、サスペンションストロークの瞬間中心を高く設定するなどして、これを少なくすることを言う。

 

 

イグニッション [ignition]
点火。
スパークプラグの火花で火をつける装置。

イグニッション・カットオフスイッチ [ignition cutoff switch]
レーシングカーの安全装備の一つとして装着が義務付けられている装置。
外部からでも操作でき、すべての電気回路を遮断する。
赤い稲妻を青い三角で囲ったマーク。
= メインスイッチ、キルスイッチ

1次振動
ある振動をフーリエ解析したときの、1次の項を1次振動、次いで2次・3次という
例えば、クランク−ピストン機構においては
クランクと同じ周期で発生する振動が一次振動。
倍速で発生するのが二次振動。
有名なところでは、4気筒のエンジンは二次振動が出る。
これはピストンが厳密なsin関数で振動しないことに起因している。
詳しくは機械力学関係の書籍で勉強してください。

イナーシャ [inertia]
慣性。

インジェクター [injector]
圧力を持った液体をノズルから噴射させる装置。
通電時間により噴射時間が決まる。

インストルメントパネル [instrument panel]
計器盤。通称インパネ。

インディペンデントサスペンション [independent suspension]
独立懸架式サスペンション。
左右両輪それぞれ独自に動けるように車体に取り付けられているもの。乗用車はほとんどこのタイプ。
ばね下重量の軽さから乗り心地と設置製に優れ、アライメントも比較的自由に設定できるので
操縦性・安定性もとりやすい。
基本となる形式として
スイングアーム式、ダブルウィッシュボーン式、マクファーソンストラット式の3つに分けられる。

インテーク [intake]

吸気。

インテークマニホールド
ファンネル〜エンジンの吸気ポートに入るまでの経路
一般に、低回転用は細く長く。高回転用は太く短く設計する。
慣性吸気や共鳴吸気など特性がたくさんあって、難しい。

インバー合金
Fe-36%Ni合金で、熱膨張係数が常温付近できわめて小さいインバー特性を持つ合金
上記特性から、精密測定や時計用に使用されることが多い
フランス人のギロームという人が発見したそうで、フランス語読みでアンバー合金とも呼ばれるそうです。
ステンレスに特性が近いそうで、非常に硬く削りにくいことこの上なく
工作センターでも、顔をしかめられます。

インペラー [inpeller]
羽根車。

インボリュートギヤ [involute gear]
歯の形にインボリュート曲線を使った歯車。
噛み合う歯車の中心間の距離が多少変化しても速度比が一定に保たれる。

インボリュート曲線 [involute]
伸開線、斬新線。円上の一点を展開したときに、この点が描く軌跡によってできる曲線。
詳しくは機構学の教科書を見よ。

 

 

ウィングカー
F1でサイドボディを飛行機の翼を上下逆にし、空気抵抗を大きくしないで路面にマシンを押し付ける力
(ダウンフォース)を得てコーナリングスピードを高くしたもの。
ダウンフォースはベンチュリー効果によって得られることからベンチュリーカーとも呼ばれた。
ちなみに初のウィングカーはロータス78

ウェストゲートバルブ [waste gate valve]
ターボチャージャで余分な排気ガス(ウェスト)を逃がすためのバイパスの開口部(ゲート)を
開閉するバルブのこと。
過給圧が設定された圧力を超えると、このバルブが開いてタービンに流入する排気ガスをタービンの出口にバイパスし、
タービンの出力を制御して過給圧をコントロールするもの。

ウォーターポンププライヤー
プライヤーの口の開きを数段階に変えられるものがウォーターポンププライヤー。
回す力が、咥える力にもなるので、
大トルクでは使用できないモンキーレンチの代わりになる場面もある。

 

 

エアクリーナー [air cleaner]
エンジンに吸入される空気中のごみを除くフィルターで、吸気音を小さくする働きもある。
毒キノコとか形は様々。
通称エアクリ。

エアサスペンション [air suspension]
空気ばねを用いたサスペンション。
空気の弾性を利用するため、バネレートは非線形特性でかつ理想に近いものである。
圧力のコントロールによって車高調節も自在。ただ実際はゴムの筒に空気を密閉するため、
空気〜ゴムのバネ系となり、ゴムの変形が表面に出ることもある。
トヨタ、レンジローバーがこれに積極的。

エアファンネル
インテークマニホールドやキャブレターに入る空気の流れを
整える役割を持つ部品。ファンネルは漏斗のこと。
俗称:トランペット

エアブレーキ [air brake]
@空気ブレーキのこと。大型トラックによくこれが用いられる。
A空気抵抗をブレーキとして利用するものでドラッグスターのパラシュートが代表的。
かつてメルセデスがル・マンでコックピット後ろのパネルを開いて
エアブレーキとして使った実例がある。

エアフローメーター [air flow meter]
ガソリンインジェクションに使用されるセンサで、エンジンに吸入される空気量を
メーターの中を流れる流量によって検出するもの。

エアロダイナミクス [aerodynamics]
空力特性。

FFT解析
Fast Fourier Transform 高速フーリエ変換を行い
ある時刻における周波数解析を行うこと。
なかなか面白いデータが得られる。

A/F [air/fuel ratio]
空燃比。

AT
オートマチックトランスミッション。一般には、トルクコンバータ-遊星歯車式の変速装置を指す。
この用語辞典でもATといったら、それを指すこととしておく。
遊星歯車による変速も、トルクコンバータという機構も、それら一つ一つはよく出来た仕掛けである。
ただ、日本はユーザ、メーカーともにスナッチをとても嫌うため、
非常にユルい駆動系に仕上がっており、駆動実感が薄く、乗っていて楽しくない。

ATV
ATV(All Terrain Vehicle)オールテレインビークルと読み、意味は全地形車。
日本では4輪バギーと呼ばれることが多い。


エキゾースト [exhaust]
排気。

エクステリア [exterior]
車の外装。
インテリアの対義語。

X軸[X axis]
自動車の運動を3次元で表し、重心点を中心にして車体を前後水平に貫く軸をX軸。
左右水平をY軸。上下をZ軸。
と定義する。

Sタイヤ
市販者ベースの車両による競技専用に供給されているタイヤ。
ほとんどスリックタイヤで、最低限の溝を切っただけもの。

FRP [fiber reinforced plastics]
繊維強化プラスチック。
自動車ではガラス繊維とポリエステル樹脂やエポキシ樹脂などの
熱硬化性樹脂を組み合わせた材料を言う。

エンジン [engine]
機関。
エネルギーを継続的に機械エネルギーに変えて他のものを動かす装置の総称。

エンジンオイル [engine oil]
エンジンの潤滑油。
潤滑だけでなく、冷却、清掃、防錆や燃焼室からのガス漏れを防ぐ働きもある。
粘度によって分類され、SAE粘度番号では大きいほど粘度が高く、高温での使用に適している。

エンターテイメント(Web班長用語)
「〜というエンターテイメント」という使い方をよくする。意味は「〜という楽しみ方」
例、「これは苦労するというエンターテイメントだから。」
元ネタは、某片翼の天使の「なるほど、ああいうレクリエーションか」より。

 

 

オーバーステア [oversteer]
@一定の操舵角で旋回し、速度を上げていったとき、旋回半径が小さくなること。
A一定半径旋回を続けるのにハンドルを戻すことが必要な状態。
Bステアリング操作に対する車の反応で、フロントタイヤのスリップ角よりもリヤタイヤのスリップ角が大きくなる傾向。

ODオフボタン(オーバードライブ解除ボタン)
オーバードライブは、増速(=トルクが減少する)という特殊な変速なので
そこからのシフトダウンは、OD解除として別の操作を行う
というつもりなのだろうが、それは必ずしも使う方の理論とは一致しない。
頭のいいATか、もしくはマニュアルモードがあれば解決する話。

おっちゃん(SUM用語)
ある技能に、特別に長けた壮年男性に対する敬称。
用例「いやぁー、工作センターのおっちゃんはスゲェ。」

 

 

加加速度(躍度)
自動車の運転というのは、実は全部加速度運動で、加速度の立ち上がり方が非常に大切。
この立ち上がりを表すのが、加加速度という加速度の微分値。
物理法則 ma=F でいうところの、Fの立ち上がり方。
この加加速度をきれいに出すのが、上手い運転。

ガスケット
オイル漏れや排気ガス漏れ等を起こさないようにつなぎ目に噛ませるもの。
自らがつぶれることにより密閉性を高める。

カップリング(軸継ぎ手)
機械要素部品のひとつ。具体的な機能は軸と軸をつなぐこと。
組み立ての都合や、分解整備のために
用いられることがほとんど。
軸心間の狂い(偏心、偏角、軸方向誤差)や
トルク変動を吸収する役割を持たせたりする。

カップルドリンク型ツイストビーム
FF用後輪サスペンション形式の、最適解の一つ。
左右のトレーリングアームを、鋼板などのビームで結合したもの。
単純、軽量、省スペース、かつ特性が良いものを作れる。

下半角
飛行機では、主翼の取り付け角が進行方向から見た場合、水平より下を向いていることをさすが
自動車ではサスペンションアームが進行方向から見て、水平より下向きであることを指す。
ストラットの場合、下半角がついているとスカッフが出る。

カブる
スパークプラグが混合気によりぬれてしまい
点火不良をおこすようになった状態。
カブでお出かけすることではない。

神(SUM用語?)
良いにつけ、悪いにつけ、何かすごいことをしでかした人に送る最高の賛辞。
ちなみに、キリスト教で言うGodほどのものでは無い。
用例、A:「お前テストいなかったけど、どうしたの」
B:「起きたら終わってる時間だった。」
A:「お前、だな。」

 

 

ギリ干渉(ヒコーキ部用語)
ぎりぎりで干渉していて、何か不都合が発生している様子。
05年の流行語大賞の筆頭候補。

キャラクターライン
視覚的な印象を演出するために、ボディパネル面を
折る、削るなどの方法で作るライン。
やりすぎると、クドイ。例、ヴェロッサ

狭角Vエンジン
V6エンジンなら60度、V8エンジンなら90度というように
V型エンジンには適するバンク角が存在し、その角度より狭い物をこう呼ぶ。
代表作はVWのVR6エンジン。どちらかといえば、直列V型6気筒と言った方が正しいか。
ちなみにバンク角は15度。V6なのに、カムシャフト2本でDOHCである。

 

 

クオリティ(ヒコーキ部用語)
最近流行の兆しを見せる、新進の用語。
品質と意味で用いるのではなく、人間の”程度”という意味で使われる。
たとえば誰かのやっつけ仕事に対して、「これがヤツのクオリティ

グロメット
孔にワイヤーなどを
通すとき、その孔の断面に擦れて
切れてしまうのを防ぐためのもの。ゴム製の物が多い。
こんなの

 

 

元老院(SUM・ヒコーキ部用語)
一線を退いた先輩部員の方々の呼称。
完成した、という歓びは現役に与えつつも
じっさいにプロジェクトを動かしているのは源老院だったりして。

 

 

工具
物を作ったり、組み立てるときに使用する道具。
各々に正しい使い方があり、それを守らないと
工具の寿命を縮めたり、思わぬ怪我を負うことになる。

高張力鋼板
軟鋼薄板鋼板に添加物を加え、引張強度を高めたものが高張力鋼。
それよりも、さらに引張強度を上げたものが超高張力鋼板。
通称ハイテン。

国際単位系
PS,Bar,kg/m2といった表示から、W,N,Paといったメートル単位系を使用しましょうという動き。
自動車では、馬力表示がkW、トルクがNmになる。
1PS≒0.75kW、1kg・m≒10Nmでだいたいの値が出る。

コンターマシン
直線、曲線切断用の工作機械。
糸のこ盤のゴツいやつを想像してもらえば分かりやすいかも。
真っ直ぐ切るにはコツがいる。

コンビネーションスパナ
片方の柄がスパナ、もう片方がレンチとなっている工具。
コンビネーションレンチと言ったりすることも。

 

 

サイオン
トヨタのアメリカブランドの一つs。
代表車種は日本名Bbとist。まあ、ヒコーキ部でいう「輩系」。

サスペンション
自動車のサスペンションは路面からの衝撃をいなすだけではなく、
タイヤを路面に押しつける、車体の加速度を受け止めるなど、
自動車と地面の仲介役としての様々な機能を持たなくてはならない。
これを実現するために多様な機構が発案されている。

3.5年生(SUM用語)
静岡大学の進級判定は3年と4年次の間の春休みに行われる。
ここで4年生になれないと、3年生のまま。
つまり留年する。
しかし、現役の3年生と一緒なのは悔しいので
四捨五入して4年という意味と足踏みの意味を込め、3.5年生と名乗る。

 

 

シートアレンジ
英語のような気がするが、実は和製英語。
クルマの椅子がベッドになるらしいが、そんな機能要らない。
クルマの中でやましいことする予定も無いし。
そのおかげで、シート自体が小さくなるなど弊害が大きい。

シートベルト
付けていないと、警察の方からこっぴどく叱られる、アレ。
ちなみに後席は装着義務は無い。だからといって着けないのは正しくないと思います。

CVT Continuously Variable Transmission
連続可変変速機。たいていはベルト式CVTをさしていることが多い。
本来は独特の駆動力感を持っていて、またそれはとても実用的なのが魅力
言葉であらわせば、「スピードがエンジン回転数とともに、どこまでも伸びてゆく」感じ。
身近なものでは、原付スクーターがVベルト変速という名前で使用している。
スクーターの場合は、ヘンに制御をしていないため、特性が良い。

ジェネレーションY
アメリカのマーケット分類の一つ。24歳から18歳ぐらいのところ。
トヨタのSCION(サイオン)ブランドはここを狙った。

シャコタン・鬼キャン
ご存知「シャコタン=車高・短」つまり車高を異様に下げること。
その結果トレーリングアームやウィッシュボーン系のサスペンションでは
「鬼キャン=(鬼のように)強いネガティブキャンバー」が付く。
これらは自動車を走らせる上で、何一つ良いことは無い。

射出成型
金属のダイを組合わせた中に、まだ液状のプラスチック素材を
高圧で一気に押し込み形を作り上げる製法。
プラスチックの成型にはもう一つ、真空成型がある。

昇留会(SUM用語)
静岡大学のどこかに存在するという、留年生のみに入会資格が与えられる組織。
管理人も名前しか知らない、謎のサークル。

商用バンや軽トラックはスポーツカー・・・
商用バンや軽トラックはスポーツカーの基本。
なぜなら、商用バンは積載状態での荷重に対しバネレートを高め
それに応じて減衰力も高めただけというセッティング。
スポーツカーは高いグリップのタイヤを装着して、車体の運動エネルギーが高くなる場合に
それを抑えるためにバネレートと減衰力を高めるというセッティング。
使用目的は大きく違えど、そのセッティングが狙った特性は、同じ。
商用バンの場合は、駆動力に余裕が無いのでギヤレシオが自ずから健全なものになる。
また、音・振動はある程度許容されるので、変な特性を狙わない
ただ硬いだけのブッシュを使用している事が多い。
その意味では、よりピュアなスポーツカーと考えることもできる。重心位置はヘンだが。

ジョエる、ジョイフリング(ヒコーキ部用語)
Joelというファミレスでご飯にすること。大学にそこそこ近いので便利。
ジョイフリングは、Joyfullでご飯にすること。
ほかにも、サイゼリアでご飯にすることを「ゼリる」という。

人格否定発言(ヒコーキ部長用語)
他人の趣味趣向を否定する発言のこと。
例:「おおーっと、人格を否定する発言が出ました。」

初出は、レンタルビデオ店での会話ですが
これ以上はちょっと、何かと問題があるのでここでは言えません。

シンクロナイザー
MTの構造上、カウンターシャフトに噛み合う各段の歯車の速度は同じでない。
そのため、変速時はこれを加速・減速して入力軸と同じ回転数に
同調させる(シンクロナイズ)させるための機構。
昔はこれが無かったため、ダブルアクセルなどの技法が必要だった。
より軽く、タッチがよく、吸収トルクが大きいように多段型(マルチコーンシンクロ)
大容量型など、用途に応じて選択される。
マルチコーンは、設計が下手だとガチャガチャする。
シンクロがヘタってくると、ギヤの入りが悪くなる。

 

 

スーパーチャージャー
ターボは排気ガスを利用し、吸気を圧縮するので、排気ガスが少ないとレスポンスが良くない。
そこで、この圧縮仕事をエンジンから取り出した軸でさせようという物。
確かに、エンジン回転数と同期しているので、タイムラグは無い。
しかし、この圧縮仕事がなかなかパワーを喰うのが難点。
さらに、安いルーツブロアーだと、圧力も上がらず、しかしパワーだけは一人前に喰うので良くない。
高級品はリショルムコンプレッサを使う。
たとえば、ジャガーのイートン製や、ベンツのkleemannのとか。

スカッフ
タイヤが上下するときにのトレッド変化。
上手に出してあげれば。ふんばり感を演出できる。
タイミングが悪いとと、突っ張り感となる。

スクラブ(スクラブ半径)
タイヤはハンドルを切ったときに、ある軸を中心として回転運動をする。
その軸を延長したときの地面との交点と、タイヤ接地面を上から見たときの中心との距離。
ちなみにその交点が、タイヤの接地中心より車体よりだとプラス、外側だとマイナス。
一般に、スクラブ半径が正だと操舵復元力が強く、ハンドルが取られる。
マイナスだと復元力が弱くなるが、直進安定性・制動安定性が良くなるそうです。

ストラット式サスペンション
原型はショックアブソーバーを内蔵し、スプリングを取り付けた支柱(ストラット)を
縦に配置し上端をボディに取付け、下端をIアームで支える。
前後の位置決めはスタビライザーをテンションロッドとして用いる、ごく単純なもの。
発案者は英国フォードの技術者であったアール S.マクファーソン。

これでは位置決めが甘すぎるので、一般的にはIアームではなく、LまたはAアームを用いる。
ロアアームのブッシュ管理ひとつでハンドリングが大きく変わる。

スナッチ
自動車・バイクでは、わざと駆動系に遊びを設けたりエンジンをゴムマウントする。
そうすると駆動力が反転する際に、遊びの部分で加速した後、一気に駆動力が立ち上がる。
ゴムマウントは本来これを吸収するが、吸収しきれなかったエネルギーはショックにつながる。
これがスナッチ。
しょぼいゴムマウントだと、これを増幅させることもある。

スパナ
ボルト・ナットを締め付けるための工具。
先が開いているのが特徴。早回しに向く。
尋常でないトルクをかけると、先が開いて使い物にならなくなる。
ちなみに、「モンキースパナ」と
「メガネレンチ」で区別すると憶える。

スフェリカルジョイント
乱暴な説明をするならば、ロッドエンドのネジ部分が無い物。
アーム末端などに閉まりばめで固定させて使用する。
スフェアは球のこと。

スプライン
軸に直接、キーに相当する数個の溝を与え
ボス側にも同じ溝を設け、両者を結合し、動力を伝えるもの。
安全率がものすごく見込んであるらしく
JIS規格よりも小さい値でも壊れないらしい。

スポット溶接
溶接法の一つ。電極間に溶接したい材料をはさみ、大電流を流すと
挟んだ材料の電気抵抗で発熱する。この熱で溶接する方法。
電気抵抗の小さい材料、とくに自動車用ではアルミニウムは電気抵抗が小さいので
これに向かないが、NSXはボディの溶接に多用している。

 

 

設計品質
もちろん自動車は工業製品なので、完成品の組み立て精度や使用していて壊れないことも大事だが
「どんな自動車に仕上げるのか」とういう根源部分や、
それをどのような要素技術でくみ上げるのかという「知」の部分の品質も大きい。
これが設計品質。

せめる(SUM用語)
ある理想に向けて、マージンを削ること。
場合によっては危険に踏み込んでいることもある。
用例「おーずいぶん細い部材、これはまたせめますね。」
「うん、安全率1あるかないかだから」

 

 

ソケットレンチ
ソケット状になっているレンチ。
回す方は普通の物と、ラチェット機構が入ったラチェットレンチがある。

 

 

ターボ
難しく説明すれば、排気に含まれるエクセルギを回収・利用する軸流型圧縮機。
要は、排気ガスの噴流を使ってエンジンにたくさん混合機を突っ込むファン。
エクセルギ回収とういう性格から、スーパーチャージャよりも効率が高い。
英字つづりはturbo ツインターボをbiturbo(ビトゥルブ)と読むと、アウディ&マセラティ風。関係ないけど。

タイヤ
世間一般にタイヤ=ゴム程度の認識しかないが、じつはそう単純なものではない。
サスペンションとしての機能もあり、中には素性の良くないものもある。
最近は低扁平率タイヤが流行しているが、これは空気圧管理が非常に難しい。
空気圧に敏感なうえ、ちょっとした走行条件で内圧が大きく変動するからである。
タイヤはファッションと見られるべきでは無い。
機能部品の一つなのである。

タッチパネル
よくカーナビゲーションの操作系に使われる。
しかし、指先を見ていないと操作できない。
自動車に用いるには危険と言わざるを得ない

ダブルウィッシュボーン式サスペンション
上下のAアームで車輪を懸架するタイプ。比較的設計自由度が高い。
部品点数が多いことと、スペース効率が悪いのが難点。

ダブルアクセル
ニュートラルでアクセルをつないで、ブリッピングを入れること。
昔はシンクロが無かったから、必要だったが
今は、シンクロ保護とか、ギヤの入りが悪いとか、趣味とか
そう大した意味は持たない。でも、きれいに決まると、カッコイイ気がする。
フィギュアスケートの前向きから飛ぶ2回転ではない。


だもじゃん
輝く'05鋳造場流行語大賞受賞。
受賞者は、飯塚君
もはや何も語るまい。

単位
大学の進級にかかわるもの。
なかなか一筋縄では取れない。みんなで協力してお勉強。
こんなところでも、チームワーク発揮してます。
名言「情報戦を制するものは、単位を制す」

タンブル
絞込みのこと。自動車では、車内側壁〜ウィンドウが
ルーフに向かって内傾していることを指す。

 

 

チルト
傾けること。
チルト試験とか、チルトハンドルとか。
一般にチルトハンドルは、ドライバーにハンドル位置を合わせるために有るが
アメリカ車の場合は、乗り降りに便利なように跳ね上げるための装置なんだそうな。

 

 

使えないロングシートスライド
日本車のミニバンに多いミス。
ロングスライドできるのはいいが、実際に使用する位置や
シートベルトが合う位置は、実はピンポイントでしかない。
これを実現するための無理やりなフラットフロア化や
シート自体の重量増加、剛性の低下などの弊害のほうが多い。
皆さん、こういう罠には気をつけましょう。

 

 

DOHC
Double(Dual) Over Head Camshaftの略。排気用と吸気用にそれぞれカム軸を用いる形式のエンジン
一般に高回転化が可能とされるが、ヘッドが大きくなる(=重心高が上がる)などの欠点もある。
なお、そのカムがバルブタペットを直接押す形式のものと
ロッカーアームを動かしバルブを開閉させるハイメカがある。

DSG
WVが世界に先駆けて市販実用化したツインクラッチトランスミッション。
トルコン・遊星ギヤATではない。自動変速MTである。
ポルシェがレースカーで先に使用していた。
変速はクラッチの切り替えだけで行うので、トルク切れが極小。
耐久性は・・・様子見かな。

ティプトロニック
ドイツの動力伝達装置や機械的動作伝達装置の専門メーカー、ZF社が
供給するATの呼称。変速制御を知能化したことと、
Dレンジから左右に倒すとマニュアルモードになるのが特徴。
ちなみに、ポルシェ、アウディ、BMWが採用している。

デザイン
一般にデザインと言えば、スタイリングを指すことが多いが
本来は、全体形の創出から機構設計までを含めたものを指す。

テクってる (SUM用語
ヒコーキ部からの外来語。
その人の技術力の高い様子を指し示す言葉。
使用例:最近、工場長の溶接テクってるよー。

てるくレンチ
トルクレンチを手(感覚)で代用した物
こちらは、使用すればするほど精度が向上してゆく。
たいていは規定トルクよりちょっと大きめのトルクで締めてしまいがちだが。

テレスコピック
ハンドルの、前後位置調整の事。
多くの体格に合わせるという意義はとても大きいが
無くても特に困ることは無いので、大衆車には普及しづらいようです。

電子制御スロットル
航空機で先に実用化されたフライバイワイヤのアクセル版。
ワイヤー取り回しなどが無いことと、アクセル開度を含め、
エンジンすべてを統括した"制御"をできることがメリット。
しかし、この煮詰めには豊富な経験とそれを反映したセッティングが出来る職人が必要。

電動パワーステアリング
油圧によるパワーステアリングは仕組みが単純で、ステアフィールも良いのだが
エンジン出力を非常に喰う。そこで、モーターにこれをさせようというもの。
制御が難しく、品質を保ったままコストダウンすることが難しい。
ラックに直接アシストを加えるタイプが、フィールがよいらしい

 

 

トー角(トー)
タイヤの、進行方向に対する取り付け角のこと。
進行方向に対し、車両内側に向くとトーイン、外側はトーアウト。
トーインは、初期グリップを使うために用いられる。

トーコレクトリンク
制動時や加速時、また旋回時にトーを変化させることができれば
グリップを変化させることが可能となる。
そうなれば、ドライバーにふんばり感を与える事ができ、レースシーンでは
より一層のタイムを引き出しやすくなるかもしれない。
それを実現するために加えられるトー制御用のリンク。
主にパッシブステアの一つとして、リアで使用される。
しかし、設計と実際の挙動は必ずしも一致する物ではないため
ねらい通りに動かすのは難しい。
correctは訂正するという意味。

等速ジョイント
こちらは、単体で使用し、交さ角が違っても加速度が発生しないジョイント。
自動車では、ドライブシャフトに用いられている。
先述の特性から、FF車には必須である。

踏力
自動車&バイクは、ブレーキは踏力制御、
アクセルはストローク制御がキホン。

ドライブシャフト
自動車のデファレンシャルユニットからの出力を
ハブに伝えるための動力軸のこと。

ドリフト
ぐっと向きを変える動きのところから、4輪が滑りながらズズーッと横を向き
向き変えが終わって駆動力をかけると、そのままリアを流しつつ、横にも滑りつつ
でも前に蹴って加速してゆく、という動き。慣性ドリフトなどと言ったりもする。
無駄な駆動力をかけて後輪駆動のリアタイヤがズルッと滑るのは
単に旋回のバランスを崩したテールスライドで、ドリフトとは言わない。

トルクス
星のような形をした、6つの溝が放射状に存在する特殊なもので
ボルトとレンチが存在する。
中心にピンがある、いたずら防止トルクスなどがある。
BMWのバイクがこれが大好きで、そこいら中に採用しているが
あまりメジャーとは言えない存在。
接触点が多く、なめにくいという特徴がある。

トルクチューブ
プロペラシャフトを中空のパイプの中を通し、この中空パイプで
駆動系(ミッション-デファレンシャルギア、もしくはトランスアクスル)
を剛結する手法。駆動系のねじれ剛性が向上する。
C-5コルベットとポルシェ924系がこれとトランスアクスルをセットで採用している。
また、似たような機構をRX-7とロードスターが採用している。
こちらは、チューブでは無く、トラスフレームとなっている。
ちなみにアメ車か、と侮らがちなC-5コルベットだが
これは相当気合いの入ったピュアスポーツである。

トルクレンチ
ボルトがきちんと締まっているかは
本来はボルトにかかる引っ張り応力を見たいところだが、それは無理。
代わりに、回す際のトルクを締め付け力の指標にしていて、
これを測定するためのレンチ。ソケットレンチを取り付けて使用する。
規定トルクになるとパチンと鳴って知らせるプリセット式と、
根本にゲージが付いていて、それを読み取るビーム式の2種類が一般的。
前者は扱いやすいのだが、使用しているうちに誤差がどんどん大きくなるという難点がある。

トロイダルCVT
おなじみ、日本精工の技術者が執念で完成させたCVT。
大トルクにも耐え、構造自体も簡素でよく出来た仕掛けだが、
高精度と、高い油圧(=パワーを喰う)が必要。
CVT自体、いずれもパワーを喰うのが難点。

 

 

なめる
あなどる、の意ではない。
機械系でなめると言ったら、ボルトの頭が何らかの理由で
角が取れて丸くなり、工具で回せなくなってしまった状態を指す。

 

 

ぬるい(SUM用語)
「せめる」の反対語。手を抜いている様子。
「手ぬるい」に由来していると思われる。
例:「なんだ、このぬるい仕事は!」

 

 

燃費
日本では1Lのガソリンでどれだけ走れるかをあらわすが
ヨーロッパでは、100km走るのにどれだけのガソリンが必要かであらわす。

 

 

ノーススターV8
GMが誇る、当時世界最良だったパワートレイン。

ノートン
現代のPCっ子はNortonと聞いても、ウィルスソフトしか出てこないかもしれないが
もう一つ知っておくべきは、かつてイギリスに存在した名門オートバイメーカー。
後のダブルクレイドルフレームの原型となるフェザーベッドフレームで有名。
コマンドやマンクスなどが代表車種である。
イギリス車のバーチカルツインは、もはや芸術品です。

 

 

ハーシュネス
乗り心地の、尖った入力。
日本車はこれをとにかく嫌う傾向にある。

ハイメカ
DOHCで、カムの動きを一度ロッカーアームに伝えそれでバルブの開閉を行うもの。
たしか、この名称の商標はトヨタにある。
ロッカーアームを用いると、タペット調整が要らなくなる(ラッシュアジャスターを使用)
VTECのようなバルブ可変リフト量機構を組み込めるなどのメリットがある。

ハイギアード
ギア比が高いこと。
エンジン回転数をあまり減速せずに、駆動輪に伝えること。
あまり回転力増幅がない。
ローギヤードはその逆。

バイザッハ・アクスル
ブレーキング時の前後力を用いて、トーを変化させるパッシブステアのはしり。
ポルシェ928が採用した。
この機構の場合は、路面のアンジュレーションで意図しない変位が出るなど
ポルシェ自体もこれを物にするのに非常に時間がかかった。
なお、バイザッハはドイツの地名。同社の開発センターがあるところ。

ハイドロニューマチック
シトロエンのお家芸。油圧サスペンション。
バネ反力は金属容器内の圧縮空気を利用するが、
説明すると長いので、省かせていただく。
優れたロジック、システムである。さすがフレンチ。

ハイドロフォーミング
水圧成型。薄肉鋼板を粗成型したものを金型に入れ、
内部に水を注入して、高圧をかけ、内側から押し付けて成型する方法。
複雑な形状の中空材を一体で成型できる。

〜バイワイヤ
旧来、機械的に連結していたものを
センサ類で検知して一度電気信号にした後、各種制御をかけ
アクチュエータで稼働するシステム。
ここでいうワイヤとは、電線のこと。

パッシブステア
一般に、旋回中にリアのトー角を変化させてグリップを制御することで
ヨーをコントロールしようというシステム。
サスペンションのリンク機構などにより、受動的に
たとえば、ストロークやブレーキによる外力でこれを行うものをパッシブステアという。
passiveは受動的の意味。
なお、HICASなどはアクチュエータでこれを行うので
任意にトーを変化させることができる。
これらは能動制御なので、アクティブステアと言う。

ハトメ

穴を補強するためのもの。
手芸などでよく用いられる

バルブトロニック
BMWが開発した、スロットルレスエンジン。だが、スローと緊急用に一応スロットルも備える。
可変バルブタイミング機構と連携し、ロッカーアームを動かすことで
バルブの開度とタイミングをリニアに変化させる、早閉じミラーサイクルエンジンの一種。
ガソリンエンジンの欠点、ポンピングロスがとても小さくなる。
こういう技術をパワーのためではなく、燃費・環境のために使用してくる辺りがBMWである。

B&O(バング&オルフセン)
デンマークのオーディオ機器メーカー。
斬新なデザインで、工業デザイン界に話題を与えている。
音質も良いらしい。
庶民には高嶺の花だが、一度は聞いてみたいものである。

 

ヒール&トゥ
ブレーキを踏みながら、ブリッピングを入れること。
シフトダウンすると、エンジン回転数とクラッチ回転数が変わるので
そのままラフにつなぐとショックがでる。
これを和らげるために、エンジン側回転数を合わせてあげることを目的に行う
はずなのだが目的の半分はかっこよさのような気がします。

ヒコーキ部
SUMと同じく静岡大学の、ものづくり系独立愚連隊。
SUMより発足が早く、先輩サークルにあたります。

ビルシュタイン
一部の人間には神格化したように言われるショックアブソーバメーカー。
広義では、ここの製品を指す。
乗り心地が良くなるとかいろいろ言われているが、実は初期フリクションが大きい。
しかし微小ストローク域でもきちんと減衰が出ていることが特徴。
だから、スポーツカーに向く。車をキビキビさせたいときにどうぞ。

 

 

ファイヤウォール
エンジンルームとキャビンを仕切る主隔壁のこと。

フォロアー
「追随者」の意味。後追い製品のこと指す。
チェイサー、ではない。

VTEC
ホンダが世界に先駆け実用化したカム切り替え機構。
バルブタイミングと開度の両方が切り替わるのが特徴。

ブッシュ
某国の大統領ではない。
制振やショックを逃がす役割を持たせるために
サスペンションやサブフレームに噛ませるゴムやその類。

物欲(ヒコーキ部長用語)
「訳もなく、何か物を買いたい」という欲求。
名言「精神が安定しているので、物欲が沸きません。良い状態です。」

不等間隔爆発エンジン
クランクピン共通のV型エンジンの場合、燃焼間隔が不等間隔になる。
こうすると、タイヤにかかるトルクが1周期の中で大きく変動するようになって
ちょうどABSのようにトラクション効果が得られる。最近、MotoGPで流行中。
市販車のバイクの場合は、エンジンの「味」という意味の方が大きいが。

ブモー、ブモォー、ヴモォー(主幹用語)
何もやる気が起きず、だらだら過ごす様子。
寝起きでボーっとして、何もしたくない感じに似ているかもしれない。
なお主幹とは、電装班主幹の青木氏を示す。

フライス盤
縦フライス、横フライスの2種類があり
大雑把に言ってボール盤に似ている方が縦フライス。
工具端面と側面に切れ刃があり、非常に使い勝手がよい。
でも、切り込みが多かったり固定が甘いと工具が工作物を噛むので
切り込み、送りなどは小さめで。

プライヤー
物をつかんだり、つかんで回したりする工具。
普通、プライヤーといったらコンビネーションプライヤを指す

ブリッピング
軽くアクセルを煽ること。

ブレーキ
車両の運動エネルギーを熱エネルギーに変換して
減速・停止するための機構。
こういう些細なことをきちんと説明出来ますか?

ブレンボ
イタリア北部、ペルガモに本拠を置く高性能ブレーキ・メカニズムの
スペシャリスト。ただ、その資質を使いこなしている例は少ない。

プログレッシブ
入力に対し、2次曲線的な特性を持つことをプログレッシブ特性などと呼ぶ。
元来は、先進的な・進んだ、という意味である。

プロペラシャフト
FR・総輪駆動車で、後輪用デファレンシャルユニットへ動力を伝えるための動力軸のこと。
後輪用デファレンシャルユニットは、たとえリジットサスペンションでは無くても、
ボディのねじれなど様々な理由でトランスミッションとの相対位置が一定ではない。
そのため、ユニバーサルジョイントを用い、これを吸収させる場合がほとんどである。

 

 

ヘキサゴンレンチ
キャップボルトを締めるための工具。
名前の通り、6角形なのが特徴。
字の通りのL型をしている物が多く、長い方の柄は
ボールポイントであることが多い。
ボールポイントは角度差があっても回せるので便利だが、
本締めに用いると、くびれている部分からちぎれるので注意。
ヘキサ・ヘキサゴン・六角などと呼ばれる。

ヘックスビット
ソケットレンチの先がヘキサゴンレンチになっている物。

ヘッドレスト
レストは休むのrestではなくレストレイントrestraint
拘束装置の意味である。勘違いしないように。
ちなみに、日本には前席以外のヘッドレストの規定は無い。
だから最悪、無くても良いことになっている。

ベルクランク
L字型の器具を用いて、力の方向を変化させるしくみ。
これは厳密な方向変換ではないのがミソで、それを逆に使用し
プログレッシブ効果も得られる。

HEMIヘッド
HemisfhericalHeadエンジンのことで、クライスラーの伝統。Hemisphereは半球という意味。
半球は爆発圧力が焦点に集中するという特性があり、体積・表面積比が最小なので燃焼室形状としてはとても良い。
ただし、バルブが半球に対し放射状に存在しなければならないので、必然的に2バルブOHVと組み合わされた。
この組み合わせは当時主流だったサイドバルブエンジンに比べ圧縮比を高くすること可能で
また吸気効率も高いことから、高出力を得ることができたため、高性能エンジンとされ羨望の的であった。

ペントルーフ燃焼室
HEMIヘッドでは、バルブが放射状配置になるので多バルブ化が難しい。(カムで押しにくい)
そこで、バルブの部分だけを平面と
して、バルブを2つずつ平行に配置し、半球の近似形状とする。
そうすると燃焼室の形が屋根に似ていることからペントルーフの名が付いた。

 

 

ボス
取り付け用の穴などを設ける張り出し部のこと。

ボール盤
穴開け加工に使用する工作機械。
精度良く穴を開けるにはコツがいる。
ドリルの側面は切れ刃ではないので、注意が必要。

本締め
最後に、ゆっくりとグッと規定トルクをかけること。

ホンダのAT
他人の特許を使うのをとかく嫌うホンダ。
ATもその例に漏れず、一般的な遊星歯車ではなく
MTをベースにしたような設計らしい。

ポンピングロス
ガソリンエンジンで出力を決定するのは混合気の量だから
これを絞りなどで調節しなければ、コントロールできない。
その、絞りで発生するロス。
ディーゼルエンジンの燃費が良いのは、理論空燃費の幅が広く
燃料だけで出力が決定できるため、絞りによるロスが無いからと
圧縮比が高く熱効率が高いから。

 

 

摩擦溶接
金属素材同士、あるいは溶接具を高速で擦り合わせ、
その摩擦熱で接合面を溶かし、溶接する方法。
アルミ材においては、スポット溶接よりも効率よく、また確実に溶接できる。
RX-8のリアドアの組み立てに使用されている。

マスターシリンダ
クラッチやブレーキの油圧を作る部分。
ここのつくりは、フィーリングとして現れることが多い。

マルチリンクサスペンション
非等長、非並行のアームを組み合わせて、仮想軸周りに運動させるもの。
瞬間中心を任意の位置に持ってこれるのが特徴。
欠点はダブルウィッシュボーンに近い。
定義どおりのマルチリンクの代表例は、ベンツのリアサスペンションと
ランサーエボリューションシリーズのリアサスペンション。
フロントは、アウディA4。

マン島TT(ツーリスト・トロフィー)
島の公道を使って一周60kmを走るオートバイレース。
世界最古の公道レース、また世界でもっとも歴史の長いオートバイレースとして有名。
(Wikipediaより抜粋)

 

 

みかん大学
某所でのウチの隠語。部長がこれを初めて知ったとき
ずいぶん落胆していました。

MIG
Metal Inert Gas不活性ガス溶接。
アルゴン等の不活性ガスの中でアーク放電させて、その熱で溶接する方法。
MIGとTIGの違いは、前者が溶接棒が電極を兼ねて放電しながら溶けてゆく。
後者はタングステン電極に放電させ、溶接棒は別に溶接部に供給する。
アルゴンの代わりに、炭酸ガス混合ガスを用いるMAGがある。

ミニバン
由来は、アメリカではシボレー・サバーバンがフルサイズバンなので
クライスラー・ボイジャーをはじめとするこの辺はミニバンになる。

ミラーサイクルエンジン
圧縮比よりも膨張比のほうが大きいエンジン。原型は非常に凝ったリンクで
これを実現しているが、実際はバルブの早閉じ・遅閉じでこれを行う。
早閉じの場合は断熱膨張を行うので、シリンダーから熱をもらえるのが利点か?
効率は高いのだが、いかんせん同排気量のエンジンより出力が劣るのが
額面馬力を異常なまでに気にする日本においては欠点と言える。
マツダ・ミレーニアとトヨタ・プリウスがこれを採用している。
どちらも遅閉じミラーサイクルエンジン。トヨタ呼称、アトキンソンサイクルエンジン。

 

 

 

メガネレンチ
ボルト・ナットを締めつける際に使用する工具。
締結部がリング状になっていて、柄の両端が違うサイズになっている。
見た目からその名が付けられている。

 

 

モンキーレンチ
サイズを任意に変えられるレンチ。
一見便利だが、可動部が弱いので大トルクをかけるのはよろしくない。

回す方向が決まっているので、注意が必要である。
使いどころが肝心で、使いこなす事が出来ればプロ。

 

 

輩(ヒコーキ部用語)
読みは「やから」
定義が難しいが、アウトロー系トレンドフォロアー。
使用例をよく観察したところ、どうやらストリート系ファッションを指すこともあるようだ。
代表物はアンダーネオン、GTウィング
カスタムスクーターや、うるさいアメリカンに乗ってる若造。

やっつけ(仕事)
諸事情により、手を抜き適当に処理すること。

 

 

遊星歯車
自由度2の歯車列
サンギヤ、ピニオンギヤ(キャリア)、リングギアから成り立ち
非常に面白い使い方が出来る。
不等トルク配分の4駆車のセンターデフは全部これ。

ユニバーサルジョイント(自在継ぎ手)
一般に知られている十字ジョイントは、不等速継ぎ手となる。
1回転中に、2回加速・減速が行われる。
これを二組用い、交さ角を等しくしてあげれば、入力と出力は等速回転になる。
よく、自動車のプロペラシャフトにこれが用いられる。

 

 

ヨー(yaw)
自動車の運動の三軸のうちの一つ、向きを変える動き。
自動車を運転していて「楽しい」と感じるのは、このヨーが
自分のイメージどおりに起こり、感じている時とされる。
ちなみにマツダがこの分野の先駆者。代表車はロータリーの血統と、ロードスター。

嫁(ヒコーキ部隠語)
実妻ではなく、彼女のことを指す。「奥さん」と言ったりもする。
亭主、旦那といったら、その逆。
夫妻といったら、カップルのこと。

 

 

ラチェットレンチ
ソケットレンチのバリエーションの一つ。
ラチェット機構により、一方向のみの回転となるので便利。
ただし、ラチェット機構が弱いので本締めに使うのはあまりよろしくない。

ラッシュアジャスター
ハイドロリックラシュアジャスターとか油圧リフターなど、メーカーによりいろいろな呼び名が使われている
名前のとおり、油圧で作動するタペットアジャスター装置。細かい解説がBPのホームページにあったのでどうぞ。
これのおかげで、タペット調整がほぼ不要になるので乗用車ではひじょうにありがたい存在である。
縁の下の力持ち。

ラック&ピニオン
ステアリングの回転運動を直線運動に変える
直道案内の一種。
ピッチ円無限大の歯車の一部に、小径の歯車がかみ合っている。
ラックとピニオンの精度が、フィーリングを大きく左右する。

 

 

リサーキュレーティングボール
ボールねじを用いたステアリング装置。
ボールネジはとてもフリクションが小さいのですが、高価なので
相当こだわりのあるメーカーしか使わなくなってしまいました。

リショルムコンプレッサ
ねじり圧縮機ともいう、産業用の高級圧縮機
冷凍機の圧縮機にこれが使われるているらしい。詳しくは、顧問の福田センセイに聞くと良いかも。
ねじられた2組の歯車が噛み合わさって回転しているが、これらは常に接触しているため
圧力漏れがないためとても効率が高く、出口圧力を大きく取れるのがルーツブロアーとの違い。
もちろんスーパーチャージャ用としても、超一級品である。
使用車種はマツダのミレーニアとか、新型フォードムスタングとか。

リニア
入出力の関係が一定で、直線的な様子。

 

 

ルーツブロアー
まゆ型のロータが高速回転することで、送風する装置。構造上、独特のサイレン音を発生する。
圧縮をあまりかけられないので、自動車には不向きだと思うんですけど・・・。
ロータが2枚のものと3枚のものがあり、3枚の方がまだ低騒音、高効率である。
スバルの軽自動車用スーパーチャージャは2葉、ベンツは3葉を用いている。

ちなみに、出口圧力の大小でコンプレッサ(圧縮機)とブロワ(送風機)が区別されている。

 

 

レクサスブランド
トヨタが北米で展開した、高級車チャンネル。
ディーラマンの破格の待遇が顧客の虚栄心をくすぐりまくり。
冷めた車好きとしては、「それで満足してりゃ世話ないね。」
ローレルのロゴ似ていたが、廃盤になったたため
日本でも展開出来るようになったという噂が。

レトロ調
スバル・ビストロをきっかけに瞬く間に広がったスタイリング。
丸ライト、メッキ、木目調といった記号性だけがもてはやされた感がある。
ちょっといじってあげるだけで、ベースグレードしか売れないようなクルマなのに
豪華仕様が飛ぶように売れたので、メーカーは結構潤ったんじゃないかな?
そのなかで、スズキ・C2シリーズは単に記号を当てはめるだけでなく
きちんと解釈したうえでスタイリングしており、とても良かった。
(特に、リアドアのsuzukiロゴがすごくオシャレだ。一見の価値あり)
スズキ全般にいえることだが
こういう仕様が上手い辺り、誰か手練れがいるに違いない。

レンチ
ボルト・ナットを締め付けるための工具。
ボルト・ナットにかける部分がリング状なのが特徴。
リング状のため、スパナに比べ接触点が多いのでなめにくい。
本締めの時は出来るだけこちらを使用したい。
いろいろなバリエーションがある。

 

 

ロッカーアーム
OHVのプッシュロッドや、OHCのカムの動きをバルブに伝えるための部品。
コンロッドボルトとか、こういう細かい部品はエンジンの良し悪しと
それを作った会社の姿勢(テキトーに作ったものか、本気でつくったものか?)
をあらわす大事な指標になっています。

 


 

ワイディングロード
アップ・ダウンに加え、様々なRのカーブが組み合わさった屈曲路。
峠道。
日本は火山列島なので、山間地が多く、峠に恵まれている。
winding、意味は「(川・道が)曲がりくねった」と「(階段が)螺旋状の」
ちなみに、S15シルビアのCMテーマはSheryl CrowのEvery Day is a WindingRoad
懐かしい。

 

 

以上、ほとんどが(文責:タジマ)でお送りしております。
英語訳が付いているものは、OBハヤミ氏によるものです。